宇都宮なお 個展「よりそって ぶつかって もつれて とげになる」

宇都宮なお 個展「よりそって ぶつかって もつれて とげになる」

会期  2024年2月2日(金) - 2月14日(水) ※ 会期中無休

時間  平日 16時 - 22時 土日祝 13時 - 19時 

場所  亀戸アートセンター (KAC)

最寄  都営新宿線 東大島駅 大島口


【関連イベント】

■ ガチャガチャ

■ 期間限定プリント ※デザイン等末尾参照

会期中、作家のデザインをお持ちいただいたTシャツ、シャツ、布バッグなどの布もの(綿100%)にその場でプリントするイベントも開催します。


※イベントなどの情報は、WEB、SNSなどで随時告知させていただきます。

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亀戸アートセンターは、宇都宮なお個展「よりそって ぶつかって もつれて とげになる」を開催致します。

宇都宮なおは、歪んだ感情と少しの優しさをテーマに、不穏さや狂気の中にもユーモラスな表現を含んだ人物たちを、鉛筆や水彩絵具、墨を使用し描くイラストレーターです。

今回宇都宮は、仲良く見えて実はそれぞれ内面にトゲを持っている友人関係や、人間同士のぶつかり合い、それらがもつれて絡まった状態の人間模様をモチーフにした作品を多く描いています。これまで主に鉛筆やシャープペンシルでエッジの効いたモノクロの世界を中心に描いてきた彼女が、本展では新たに水彩絵の具も使用し、複雑な人間関係や、残酷さを、ポップにデフォルメされたキャラクターに投影することで、絵の中にその状況とのギャップを生み出しました。それは見た目だけではわかりづらい、人が無意識に隠している内面の恐ろしさのようなものがジワジワと炙り出される効果となって画面に作用します。

鉛筆で描かれた作品たちに加え、新たなアプローチで表現された“怖さ”は鑑賞者の五感をどのように刺激するのか。

この機会にぜひご高覧ください。


【作家プロフィール】

宇都宮なお(絵描き・時々イラストレーター)

生年  1990年生まれ

出身地  長野県出身

出身校  2013年東京造形大学卒業

活動拠点  東京

Instagram:https://www.instagram.com/naoooorinrin/

X:https://twitter.com/naoooorinrin


大学卒業後メーカー勤務で食品パッケージのデザインに携わる、2020年退職。2020年〜2022年3月までイラストレーターを目指しパレットクラブスクールに在籍、卒業後は個展開催・グループ展への参加、書籍の表紙や扉絵の仕事など勢力的に活動。


主な展示

2022年7月 個展「制服を脱がない私たちは」UltraSuperNew Gallery(東京)

2022年10月 個展「モノクロで紡ぐ物語」梅田ラテラル(大阪)

2023年2月 個展「うまく泳げない夢」亀戸アートセンター(東京)

2023年8月 グループ展「ぴぽぱぽ」イラストレーションギャラリールモンド(東京)


・作家ステートメント

とにかく絵を描くことがすき。うまく説明できない絵も多いですが、主にモチーフになる少女たちの絵は、自身が学生時代に感じていた友人との微妙な関係・集団からの孤立が怖かった気持ちを思い出しながら、歪んだ感情と少しの優しさをテーマとして描いています。もし今どこかで友人関係に悩んでいる誰かがいたら、その人の心に寄り添えたらいいなと思います。


【期間限定プリント】

会期中、作家のデザインをお持ちいただいたTシャツ、ロンT、パーカー、シャツ、布バッグなどの布もの(綿100%)にその場でプリントするイベントも開催します。

デザイン色 : 上画像参照 ※色合いが多少異なります

サイズ : 29 × 20 cm

時間 : 15分くらい

料金 : 2000円

※インク擦れや位置ずれする場合もございます。

※多少、無地Tシャツ800円、布バッグ300円〜のご用意あります。