加藤崇亮 個展「FRUIT OF MEMORY 記憶の果実」

加藤崇亮 個展「FRUIT OF MEMORY 記憶の果実」

会期 2023年7月21日(金) - 7月31日(月)

時間 平日16時-22時 土日13時-19時 ※会期中無休

場所 亀戸アートセンター (KAC)

最寄 都営新宿線 東大島駅 大島口


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■ 期間限定プリント

会期中、作家のデザインをお持ちいただいたTシャツ、パーカー、布バッグなどの布もの(綿100%)にその場でプリントします。

※詳細が決まり次第、webサイト、snsにてお知らせ致します。


Takaaki Kato Solo Exhibition “FRUIT OF MEMORY”
JULY 21 Fri - July 31 Mon
Weekdays 16:00 - 22:00, Sat and Sun,13:00 - 19:00 ※The gallery will be open throughout the exhibition period.
@ Kameido art center
Nearest Station : Toei Shinjuku Line Higashioojima Station (Oojima Exit)
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Prints for a limited period
During the exhibition, the artist's design will be printed on the spot on T-shirts, hoodies, bags, and other cloth items (100% cotton) that you bring in.


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亀戸アートセンターは、加藤崇亮 個展「FRUIT OF MEMORY 記憶の果実」を開催いたします。

加藤は、時間、映写、記憶をテーマに映像的絵画表現を目指し、作品を制作しています。

彼はこれまで、映像の中でカットシーンが切り替わる瞬間の図像の重なりや組み合わせ、その前後のカットの影響によって生まれてくるイメージや時間の感覚に興味を持ち、それを絵画表現に置き換えれられないかと模索してきました。

古いポストカードや印刷物をコレクションしている彼は、その当時の印刷物に見られる版ズレや質感、色味などをから制作のヒントを得て、平面の中に2つのイメージを入れ込み、古い印刷物の版ずれの様にそのイメージを少しズラし分割することで映像的な時間の流れがそこに生まれるのではないかと考えています。

制作のプロセスとして、画面を版ずれの様な状態になるよう分割し、マスキングテープで画面を覆い隠しながら描くことによって最後にそれを剥がすまで作品の全体像が見えない状態を作ります。最終的にマスキングテープを剥がすと作家本人の予想とは少しズレた、いい意味での驚きと違和感を伴った興味深い画面が現れます。

今回新たな試みとして古いポストカードをモチーフに、一つのイメージを物理的に2つにカットした紙を支持体として用い、それぞれにアクリルインクで描き、それらを組み合わせて隙間を作り版ズレのようにみせた作品を制作しています。それは「具象と抽象の境目を探る」という加藤の最近のテーマの一つに沿って、これまでとは違った素材を使うことでよりイメージを抽象化できないかという実験です。

本展示は、前述した実験的なコラージュ作品とキャンバスを支持体にしたペインティング作品で構成されます。

この機会に是非ご高覧ください。


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【 作家プロフィール 】

加藤崇亮 / Takaaki Kato

1985年東京生まれ。幼少期をドイツ・デュッセルドルフで過ごす。

麻布学園、多摩美術大学造形表現学部デザイン科卒業。

2012年よりエンライトメントに参加、2020年よりチカビに参加し、独立。

映像的絵画を目指し、時間・映写・記憶をテーマにした絵画を制作している。

instagram: https://www.instagram.com/tka_ki/