管弘志 新山祐介 田中ヒサミ「平らな熱」
会 期 2020年9月4日(金)- 9月27日(日)
時 間 木金15時-21時 土日13時-18時
休 廊 月火水祝
場 所 亀戸アートセンター (KAC)
管弘志 新山祐介 田中ヒサミ × KAC 期間限定プリント (末尾参照)
〈新型コロナウィルス対策〉
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※イベントなどの情報は、WEB、SNSなどで随時告知させていただきます。
亀戸アートセンターは、管弘志、新山祐介、田中ヒサミによる三人展「平らな熱」を開催します。
管は、日々ノートに描きためたアイディアをサンプリング的手法で直線や面などの抽象的な表現の中に取り入れることで画面の中に違和感をもたらし独特でユニークな空間を描いています。
新山は、何かのイメージを画面に落とし込むのではなく奥行きがありそうでない、空間がありそうでないフラットな表現を追求しています。
田中は、社会の営みを超俯瞰で捉えたとき、只の現象(動作や運動)でしかなくなるどこか滑稽な世界を表現しています。
それぞれの作家に共通しているのがニュートラルな世界感。彼らが描き出す異空間からは、どこか淡々としたあらゆる情報が平滑化されたかのような熱量が漂っています。三人が起こす化学反応(平らな熱)を是非お楽しみください。
管 弘志 Hiroshi Kan
1973 大阪生まれ
1994 創造社デザイン専門学校夜間部卒業
1995 上京
2015〜 大阪在住
HP : https://hirishikan207.blogspot.com
instagram : https://www.instagram.com/hiroshi__kan/
[個展]
1997「血はあらそふ」/HBギャラリー
2001「CUT OUT」/ROCKET
2003「MEGA FLOAT」/ROCKET
2004「FULLCIRCLE Presents Hiroshi Kan」/Blink Gallery(ロンドン)
2018「サマーセーター」/Plup
[受賞]
VOL.7HBファイルコンペ藤枝リュウジ賞
タンカレーマティーニパーフェクトアート2000常磐響賞
第112回 THEチョイス入選(タイクーングラフィックス選)
第11回TIS公募入賞(伊藤桂司選/わたしの一枚)他
[仕事]
「モーターマガジン」「サイゾー」「Number」(雑誌挿絵)
「カーサブルータス」(雑誌表紙)
「逆光」/トマス・ピンチョン(書籍装画)
ホテル「CLASA」(ブックCD)
「amadana」(ブランドブック)
インテンショナリーズ「ILTヴィラ」(建築イメージビジュアル)
「アナトリエ」(壁画)
六本木ヒルズ「CHRISTMAS PRECIOUS GIFT」(ビジュアル)
キリンジ「カメレオンガール」(CDジャケット)
リップスライム「黄昏サラウンド」(CDジャケット)他
新山 祐介 Yusuke Arayama
1977 東京生まれ
多摩美術大学グラフィックデザイン科卒
Instagram : https://www.instagram.com/arayamayusuke/
田中ヒサミ HIsami Tanaka
1976 茨城県生まれ
2001 多摩美術大学美術学部デザイン科卒
Instagram : https://www.instagram.com/hisami_tanaka
[個展]
2009「FLATLINERS」,Dining Bar ito, 東京
2012「自身ガアリマセン」,waitingroom, 東京
2019「ナイススポットヒーリング」,亀戸アートセンター, 東京
[グループ展]
2009「AMUSE ARTJAM 2009」, 京都文化博物館, 京都
2010「ULTRA003」, SPIRAL, 東京
2011「第1回全感覚派美術展」,清川泰治記念ギャラリー,東京
「窓と物語」,waitingroom, 東京
「in the waitingroom」,waitingroom, 東京
「ULTRA004」,SPIRAL, 東京
2012「New City Art Fair」,hpgrp Gallery New York, NY
2013「YOUNG ART TAIPEI」,Sheraton Grande Taipei Hotel 台北喜來登大飯店、台北・台湾
2019「ART START UP 100」,代官山ヒルサイドフォーラム, 東京
[ステートメント]
私たちの周りで起こる様々な出来事を俯瞰した目線で見た場合、それらの出来事は只の現象(只の動作や運動)でしかなくなります。そこにはこの社会の良くも悪くも滑稽な表情が現れているように感じ、そんな表情を主に絵画にて表現しています。
また、自分 ( 能動 ) と社会 ( 受動 ) との関係性にも置き換えられる「能動と受動のバランス」が 作品制作に於いても重要な要素と考え、制作時にそれを常に意識し、そして具体的な技法にも応用しています。
三人の作家のデザインをお持ちいただいた綿Tシャツ、布製バッグなど(紙以外)にプリントいたします。綿100%素材のもの、もしくは高熱に耐えうる素材で平なものをお持ち下さい。多少、無地Tシャツ700円、布バッグ300円のご用意あります。
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