「現代手芸術展」

※社会情勢により営業時間が変更になる場合がございます。ご来場の際にはホームページ、SNS等でのご確認をお願いいたします。


「現代手芸術展」

作家  江上秋花、クミンアヤ、齋藤雄介、Tomoko Konae

会期  2022年9月24日(土) - 10月9日(日)

時間  平日16時-22時 土日13時-19時 

休廊  木曜日

場所  亀戸アートセンター (KAC)

最寄  都営新宿線 東大島駅 大島口


[関連イベント]

■ 「現代手芸術展」期間限定プリント ※詳細は末尾記載


亀戸アートセンターは、江上秋花、クミンアヤ、齋藤雄介、Tomoko Konaeによる「現代手芸術展」を開催します。
本展は布や糸といった、一般的に「手芸」と呼ばれる手法を用い、新しい表現を試みている作家4人による展覧会です。
江上秋花は、テキスタイルを用い自然物や生き物を絵画や立体に落とし込み制作している作家です。クミンアヤは、カルチャーや音楽、映画などからモチーフを選び、通常では刺繍をするイメージがないものを支持体として選ぶことで新しい見え方を模索しています。齋藤雄介は、自分の身近にあるマスキングテープや、工具など原寸大のぬいぐるみを制作することでその魅力や面白さを見出します。Tomoko Konaeは、直線や波形で平面構成したデザインを元に毛糸を使用し、かぎ針編みで立体作品を制作しています。
ある意味では何よりも身近なものであり、人の歴史の中で長年にわたって培われ、様々な形態で発展してきた文化である「手芸」の芸術としての新たな形が見出せる展覧会となれば幸いです。
この機会に是非ご高覧ください。



【作家プロフィール】


江上秋花 Akika Egami

生年 1993年

出身地 東京都

出身校 2020年 東京藝術大学大学院美術研究科デザイン専攻修了


instagram:https://www.instagram.com/egamiiiii/

twitter:https://twitter.com/egamiakika


・作家ステートメント

自然物や生き物など、自分の中で心を惹かれる物や情景から着想したドローイングを元に、刺繍やニット、染めなどのテキスタイル表現を用いて制作している。

細かな手仕事からなる繊細さと大胆な形や色遣いによる強さなど、相反する表情が同居する事で 新たに生まれる魅力を大切にしている。


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クミンアヤ 

出身地 北海道

活動拠点 東京

2013年から刺繍を始める。2016年の当時、水曜日のカンパネラだったコムアイさんが札幌のライブで刺繍ブローチを付けてくれたことに感銘を受け、それをきっかけに本格的な活動を決意。2018年に上京し、個展を開催したりグループ展やイベントに参加。

好きなカルチャーなどを日常に取り入れ、会話のきっかけとなるような楽しい発想の作品を好み、制作している。今年はシンガーソングライターのokubo mitsuki、椎名林檎の楽曲のジャケットも担当。


instagram : https://www.instagram.com/aynpsiii

twitter : https://twitter.com/kumin_aya


・個展

2019年 211日目の東京で、展(にじ画廊)

2020年 もしもし、もしも展(bio ojiyan cafe)

2022年 opener(にじ画廊)

その他グループ展、イベントにも参加


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齋藤雄介 Yusuke Saito

1985年神奈川県生まれ。東京藝術大学美術研究科建築専攻修了。2019年みのまわりにある物体をぬいぐるみにする制作を開始。


HP : https://yusukesaitoh.com

instagram : https://www.instagram.com/site_oh


・ステートメント

道具や食べ物、日用品など、みのまわりにある物体をぬいぐるみにしています。

実用品から機能を抜き取りふわふわにすることで、ありふれた暮らしのシーンを物理的に定着し、眺めたり撫でたり置き忘れたりできる状態が生まれます。生活のぬいぐるみ。


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Tomoko Konae

デンマークを拠点に活動するかぎ針編み / ビジュアルアーティスト。兵庫県出身。 大阪芸術大学コミュニケーションデザイン学科を卒業後上京、尚美ミュージックカレッジにて作曲を学ぶ。 東京でしばらく音楽活動を行ったのち、デンマークのミュージックシーンに興味を持ちデンマークへ移住。 日本への短期帰国中に祖母の家で彼女の編みかけのベストを発見し、昔祖母から教えてもらった懐かしさか らマフラーを編み始め、一気に編み物に夢中になりかぎ針編みも独学で始める。

Crochet Wall Sculptureと名付けた壁に掛ける作品は、ポリエステルや様々な素材の毛糸で編まれた立体 の集合体で、平面的グラフィック的アプローチからかぎ針編みの技法によって立体作品へと昇華されてい る。 2022年デンマークのシャーロッテンボー春の展示会にて、832組の応募の中から38組の内に選ばれ展示する。


HP : https://konaekonae.com 

Instagram : https://www.instagram.com/konaetomoko

twitter : https://twitter.com/KNTK_KTNK


・ステートメント

図形的な要素になぜかいつも惹かれます。なので私は図形を編みます。毛糸という柔らかい素材とかぎ針編 みの技術とで、明確な線や形を表現するのです。編まれた図形たちは合わさって「壁に掛ける立体作品」として姿を表します。私のアイデア・創造はいつも二次元と三次元の間を行ったり来たりします。この「壁に 掛ける立体作品」という立ち位置はまさに、絵画などの二次元的表現と彫像などの三次元的表現のちょうど 間にあると考えています。


・個展

2022「Crocheted graphics」, 子供の本屋ぽてと, 大阪

2021「Crocheted graphics」, 雨の日製作所, 奈良、「Crocheted graphics」, Void, 兵庫

2020

「Local Art Support opening exhibition」, コペンハーゲン, デンマーク

「KONAE first small exhibition」, Secret spot concerts presents LUCKY LO, コペンハーゲン, デン マーク


・グループ展

2022

「MY FAMILY 2022」, MOTIF, 香川

「ART MATTERS 5」, Galerie Biesenbach, ケルン, ドイツ

公募展

2022「Charlottenborg Spring Exhibition 2022」, コペンハーゲン, デンマーク


■「現代手芸術展」期間限定プリント

「現代手芸術展」会期中、江上秋花、クミンアヤ、齋藤雄介、Tomoko Konaeのデザインをお持ちいただいたTシャツ、パーカー、布バッグなどの布もの(綿100%)にその場でプリントいたします。

デザイン色 : 上画像参照

サイズ : 各A4 ※齋藤雄介のみA5

時間 : 各10分
料金 : 各1500円

※多少、無地Tシャツ700円、布バッグ300円〜のご用意あります。