ホリグチシンゴ 個展
「BEAST / HUMAN / MACHINE」
期 間 2019年11月29日(金) - 12月22日(日)
時 間 木金 15:00-21:00 土日 13:00-18:00
休 廊 月火水
場 所 亀戸アートセンター
[関連イベント]
ホリグチシンゴ × 亀戸アートセンター 期間限定プリント(末尾参照)
亀戸アートセンターは ホリグチシンゴ 「BEAST / HUMAN / MACHINE」 を開催致します。
作家 ホリグチシンゴは、実際に作った模型やドローイングを組み合わせ空間を構成したものを写真撮影しPC上でデータ化、それを岩絵具など日本画に用いる画材を使いアウトプットしていきます。パソコンやカメラなど自分の身体の外にあるテクノロジーを使い機械的に画面を作っていきますが、色の組み合わせや構図、質感は、心地よいか否かといった動物的な感覚で判断していきます。機械的な行為と動物的な感覚の間で作品が出来上がっていくというプロセスが折衷されていった部分に彼は自分の存在を強く感じています。
近代以前はあり得なかった現代のテクノロジーと人間性みたいなものがどこに向かうのか、その時代感が彼自身の制作と地続きでつながっていて作品に反映されています。
本展は絵画、ドローイング、半立体、インスタレーション作品で構成されます。ポップでありながらも不思議な静謐さを持ち合わせた彼の作品を是非ご高覧ください。
[作家ステートメント]
厚紙で作ったブロックやドローイングを描いた平面などを組み合わせて実空間に小さなインスタレーションを構成する。その状況をカメラで撮影し、模様やアウトラインの表面的な情報をPC上でデータ化し作品の下図とする一度質量のないデータに変換した空間の図像を、物質として存在する画材の色彩や質感を依代として、現実空間に再びインストールしていく。
階層的なプロセスを機械的に反復しながら作品を制作していく中でも、作品が作品として自立していくまでのそれぞれのレイヤーでの構図、色彩、質感へのジャッジは自分の中にある動物的な快/不快の尺度が尊重される。動物的な感覚と機械的なプロセスがミルフィーユのように重なっていくことで、自我を飛び越えた思いがけない造形との出会いを目指す。
[プロフィール]
ホリグチシンゴ / Shingo Horiguchi
1993年4月30日生まれ
京都市出身
多摩美術大学絵画学科日本画研究領域終了
東京を中心に活動
Twitter: https://twitter.com/glasgow0430
・主な個展
2017 “The Field and Daylight” ガレリア青猫 / 西荻窪
“The Field and Daylight” MontanO-libro/ 西船橋
2018 “The Field and Daylight 2,0” アートスペース羅針盤 / 京橋
“Drone’s eye(half a person)” tagboat gallery / 人形町
2019 “Vapor under the city” 数寄和 / 西荻窪
・主なグループ展
2018 助手展 多摩美術大学アートテーク (同2019)
神山財団第3期奨学生卒業成果展 f.e.i art museum / 横浜
2017 アートは福笑い ガレリア青猫 / 西荻窪
第4回未来展 日動画廊 / 銀座
多摩美術大学院日本画研究領域二年次展 佐藤美術館 / 千駄ヶ谷
2016 多摩美術大学絵画学科日本画専攻卒業制作有志展PORTAL ストライプハウスギャラリー / 六本木
CROSS REVIEW アートスペース羅針盤 / 京橋
2015 八王子ビッグウェスト2015 東急スクエア / 八王子
2014 八王子市夢ビエンナーレ 八王子市夢美術館 / 八王子
・賞歴等
2018 第13回大黒屋現代美術公募展 入選
ギャラリーへ行こう2018 数寄和賞
Independent Tokyo TAGBOAT特別賞
2017 金谷美術館絵画コンクール 入選
2016 神山財団芸術支援プログラム 第3期奨学生
ギャラリーへ行こう2016 数寄和 / 西荻窪 .大津 / 入選
2014 八王子市夢ビエンナーレ奨励賞
[関連イベント]
◯ホリグチシンゴ × 亀戸アートセンター 期間限定プリント
作家 ホリグチシンゴのデザインをお持ちいただいた綿Tシャツ、布製バッグなど(紙以外)にプリントいたします。綿100%素材のもの、もしくは高熱に耐えうる素材で平なものをお持ち下さい。多少、無地Tシャツ700円、布バッグ500円のご用意あります。
デザイン : 下画像
サイズ : A3サイズ
色 : 黒
料金 : 1000円
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