内山聡 “ WORKS ”

※社会情勢により営業時間が変更になる場合がございます。ご来場の際にはホームページ、SNS等でのご確認をお願いいたします。


内山聡 “ WORKS ”

会期 2022年8月6日(土) - 8月28日(日)

時間 平日 16時-22時 土日 13時-20時

休廊 木曜日 ※ 夏季休業 8/11(木) - 8/18(木)

場所 亀戸アートセンター (KAC)

最寄 都営新宿線 東大島駅 大島口


[関連イベント]

■ アーティストトーク ※インスタライブ配信有り

8/6(土) 19時-20時 入場無料


■ “ WORKS ” コンセプトイメージプリント ※詳細は末尾記載

会期中、作家のデザインをお持ちいただいたTシャツ、パーカー、布バッグなどの布もの(綿100%)にその場でシルクスクリーンプリントいたします。

亀戸アートセンターは 内山聡 個展 “ WORKS ”を開催致します。

内山は即物的な流行やテクノロジーを用いず、それらと並走し客観視した上で、今の時代を反映した絵画表現を追求している画家です。

彼は現代のテクノロジーによって私たちの身体は改造、変容させられていると考え、絵画とテクノロジーとの関係性において身体のどこが刺激され、また変化しているかにフォーカスし、日々のルーティンの一部として機械的に身体を動かし作業を進めることでテクノロジーと絵画制作の接点を見据え、絵画の形式や構造を炙り出そうとしています。

本展で発表される3Dプリンターの概念をモチーフにした既製品の紙テープを巻き足していき円盤状に形作られた“絵画“作品は、自作した手動型の装置を用い、機械的に身体を動かしながら制作されました。仕事の後アトリエに赴き、一定の時間作業をして帰る。毎日淡々と繰り返されるその工程により紙テープは徐々に積み重なり、作品は完成へと至ります。

3Dプリンターが素材を積層させ物体を作り出すように、毎日のルーティンの一部として巻き足されていく紙テープは、日々の体調、身体の動き、気候、環境の変化など、様々な要素が具体的に影響しタイムラインとなって形作られていきます。それは、費やされる時間、労働(身体行為)、素材の質量、日々の生活まで“今という時代”がダイレクトに投影され、全てが作品と同期することで絵画としての純度が高められるのではないかという試みであり、そこには、世の摂理に従い、テクノロジーによる変化も受容しつつ、あくまで淡々と生活の規則に則って作業を進めることで、摂理の一部として絵画は必然性を帯び、それが後世から見た時に“この時代の絵画”というものになり得るのではないかという期待が込められています。

この機会にぜひご高覧ください。


・作家ステートメント


【作家プロフィール】

内山 聡 Satoshi Uchiyama / 美術家


1978 神奈川県生まれ

2005 多摩美術大学大学院美術研究科修了

2007 アーティストランスペースGallery Stump Kamakuraで企画運営に関わる

2011 第26回ホルベインスカラシップ奨学生


web : http://satoshi-uchiyama.com/

instagram : https://www.instagram.com/uchiyamasatoshi3104814/


・個展

2018 <stripe(s)> Gallery OUT of PLACE TOKIO 東京

2016 <working works> Gallery OUT of PLACE TOKIO 東京

2015 <The human being to click, the animal to click, the machine to click> Gallery OUT of PLACE 奈良

2014 <クリックする人間、動物、あるいは機械> Gallery OUT of PLACE TOKIO 東京

         <to turn back> Gallery HIRAWATA 神奈川

2013 <I have my time> Gallery OUT of PLACE 奈良

2012 <Soaked Paintings> eitoeiko 東京

         <タイムマイム> ギャラリー現 東京

2011 <クイックピック> Gallery HIRAWATA 神奈川

         <ピク、ギュア、ペイン、チュア> STREET GALLERY 神戸

2010 <レック、保存、リピート、再生> ギャラリー現 東京

2008 <おくの手> ギャラリー現 東京

2006 <像> ギャラリー現 東京

         <像> Gallery HIRAWATA 神奈川

2005 <情報と誤解> ギャラリー現 東京

2003 <Half> アートスペース羅針盤 東京


・グループ展

2021 <A bientôt じゃ、またね。> Gallery OUT of PLACE TOKIO 東京

2019 <Both or Nothing> Gallery OUT of PLACE TOKIO 東京

2017 <平らであるよりも波打っていたいのか> アートラボはしもと 神奈川

2016 <和紙の華咲くアート展> 花菜ガーデン 神奈川

         <3331 Galleries VALEUR> 3331 Gallery 東京

2015 <開館記念特別展「From now on!! 藤沢発、アートのこれから」> 藤沢市アートスペー神奈川

2013 <FUNCTION> 西武渋谷店 美術画廊 東京

         <フットボールエクササイズ> eitoeiko 東京

         <color me pop> 西武池袋本店 東京

         <ふきよせの落ち葉の中にひとひらの> Gallery OUT of PLACE 奈良

2012 <Melting Core> Gallery OUT of PLACE 奈良

2010 <美術の地上戦> 神奈川県民ホールギャラリー 神奈川

2009 <hyper tension with uneasiness> CASO 大阪

         <中之条ビエンナーレ2009> 中之条 群馬

2008 <TAMA VIVANTⅡ 2008> 多摩美術大学 東京

         <THE NEXT> Gallery Stump Kamakura 東京

2007 <エアメールを受け取る手> Gallery Stump Kamakura 神奈川

2006 <百花繚乱> ボイスプランニング 東京

2005 <TAMA VIVANT 2005> みなとみらい駅/多摩美術大学 神奈川/東京

2004 <隣人> アートスペース羅針盤 東京

        <ピエゾ博士の展覧会> アートスペース羅針盤 東京


・アートフェア 

2016 <ART OSAKA 2016> ホテルグランヴィア大阪 大阪

2015 <3331 ART FAIR 2015> 3331 Arts Chiyoda 東京

2013 <ART OSAKA 2013> ホテルグランヴィア大阪 大阪


■ “ WORKS ” コンセプトイメージプリント

会期中、本展の2Fのコンセプトイメージのデザインをお持ちいただいたTシャツ、シャツ、布バッグなどの布もの(綿100%)にその場でプリントいたします。

デザイン色 : 上画像参照

時間 : 10分ぐらい

サイズ : 各A4

色 : 蛍光黄色 or 蛍光青

料金 : 各1500円

※多少、無地Tシャツ(白)700円、布バッグ(生成り)300円〜のご用意あります。